成人病の真実 (文春文庫)近藤 誠
文藝春秋 刊
発売日 2004-08
成人病検診と薬の有効性に疑問を呈した本 2007-06-14
(1)どんな本か
著者は、医者の立場から、現在行われているがん検診・治療に関する批判本を数多く著してきた。その著者が、成人病検診と薬の有効性に疑問を呈して書いた本。
検診の「異常値」には科学的な根拠がないものがあること、薬にも有効性が確認できないものがあること、そして、むしろ、検診にも薬にも重大なデメリット・副作用がある場合が多いことを記述している。
その原因として、検診によって病人を作れば作るほど医者が儲かるようになっていること、指導的な立場の医師が製薬業界と結託していることなどが書かれている。
(2)読むべきか
著者のがん検診・治療に関する本と、基本的には考え方が似ているので、著者の本をすでに読んだことがある人にとっては、ぜひ読むべきとまでは言えないと思う。しかし、著者の本をまだ1冊も読んでいない人にとっては、安直に医師の言うとおりにして取り返しのつかない事態にならないためにも一読する価値がある。
(3)その他
著者は医学的治療のすべてが無効と言っているわけではなく、自覚症状がある場合などは治療すべきとの立場である。
しかし、どのようなケースは治療すべきで、どのようなケースがすべきでないかの判断が、実際にわが身に病気が降りかかってきた場合には、極めて難しいのではないかと思う。
それは目からウロコが落ちるような情報が書かれていたからです。
成人病の真実 (文春文庫) に書かれているその内容は、単に目からウロコが落ちるといった程度ではなく、目からウロコが5枚も、ボタッボタッボタッ・・と落ちる程でした。
久しぶりに読後は、読んで良かったと思える内容です。
この成人病の真実 (文春文庫) を薦めてくれた友人に感謝しています。
情報格差と言う言葉がありますが、知らないと損することってあるんですよね。
そうならないためにも、私から次の友人に薦めたいと思います。
[PR] ユーキャンの資格講座情報!
[PR] 愛犬の病気と健康
[PR] 発表!ユーキャンの人気講座“トップ30”
